内之浦で打ち上げを行っていたM-V型ロケットに搭載するアンテナの設計製作、
および電気系や機械的分離機能等の性能確認試験を実施。
打ち上げ時の地上設備との通信に、一翼を担っています。
アンテナの総合的な機能確認を行うために、試験的に信号を送信する装置および遠隔制御を行う装置のハードウェア・ソフトウェアの製作。
ロケット打ち上げ時にレーダアンテナからの追尾データを基に、別のアンテナで追尾を行うために計算されたデータを受信する装置のソフトウェアの製作。
ロケット打ち上げや人工衛星追跡時の受信レベルをペンレコーダの代わりに、パソコンで表示・記録する装置のハードウェア・ソフトウェアの製作。
あらかじめに軌道計算された人工衛星追跡用の予報値を基に、アンテナへ指令値を送出し駆動を行うためのハードウェア・ソフトウェアの製作。
内之浦宇宙空間観測所で使用していた気象観測用レーダアンテナを、人工衛星追跡用アンテナに改修を行い、JAXA相模原キャンパスへ移設しました。
駆動系の改修に伴い、ケーブル巻取・リミット検知機能の新規設計・製作。
アンテナをスムーズに駆動させるために、新規に駆動制御装置を設計・製作。
軌道予測された予報値を基に、自動でアンテナ駆動を行えるよう運用制御・運用管理・設備監視を一括で制御するソフトウェアの製作。
衛星運用を毎日実施できる機能維持のために、定期的に清掃や機能確認を実施。
これまで培ってきた経験を生かし、作業安全改善の提案を行い、安全対策を実施。
運用衛星の多様化に伴い、設備及び制御ソフトウェアの改修を実施。