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先輩紹介ABOUT SENIOR STAFFS

日米電子で働く先輩社員たちに、仕事への思いなどを語ってもらいました。

インフラソリューション事業本部(法人)

システムソリューション事業本部 ソフトウェア技術部 開発第2グループ
グループ長 友原 良宗

友原 良宗
インフラソリューション事業本部(法人)
ITシステム開発部 第1グループ
グループ長(2000年入社)

”アイデアを形にできること”が仕事のやりがい

学生時代からものづくりに興味があり、ハードウェアとソフトウェア両方の開発に携われる会社ということで日米電子への入社を決めました。

入社して以来、多くのユーザーの要望に応じたソフトウェアの自社開発に携わってきました。現在は、グループ長として、後輩たちとともにより良いシステムの提案を行うために日々業務に励んでいます。具体的には、インフラソリューション事業本部(法人)の主力である「動態管理システム」のソフトウェア開発に取り組んでいます。

新製品を企画することもありますよ。ハードウェア部門と連携しながら製品企画プロジェクトを立ち上げ、製品アイデアを練り、それをソフトウェアやプログラムとして形にする…。アイデアを形にしていくこの段階が技術者としての腕の見せ所ですね。日ごろから、最先端の技術情報を収集し、知識を習得するのは、ひとえに、自分のアイデアを形にする術を身につけるため。ハードウェア部門が製作した機器に自分が製作したソフトウェアを組み込むときは、本当にドキドキ・ワクワクしますし、自分の思い描いた通りに動作した時は、「製品開発プロジェクトに携わってよかった!」と心から思えます。 さらに、その製品が実際に世の中で使用されているのを目の当たりにするとき、自分の仕事は社会に貢献していると実感できます。

自分のアイデアを形にしたい、自分のアイデアを広めたい、自分のアイデアで世の中に役立ちたいと思うような方には、この仕事は向いているのではないかと思います。

今後は、グループ長としては後進の指導・育成に力を注ぎ、一人ひとりが技術者として自立できるよう支えていきたいと考えています。

インフラソリューション事業本部(公共)

社会情報システム本部 社会情報第1部 部長 市原 一久

市原 一久
インフラソリューション事業本部(公共)
社会システム第1部 部長(1992年入社)

社会貢献できることがこの仕事の魅力

私は入社以来、インフラソリューション事業本部(公共)の一員として主に諸官庁の電気通信設備の保守業務、システムの試験調整業務、建設工事に従事してきました。
その中でも発注者、請負者、システムメーカー、協力会社などの多くの人が一つの目的のために一丸となり完成を目指す建設工事について私の経験を記載します。

今までにダムのゲートを監視制御するダムコンシステム、雨量や水位を計測収集するテレメータシステム、防災対策室の大型表示システム、近年では高規格道路のCCTV監視カメラシステムなどその他にも多くの現場に従事してきました。その多くは防災対策を目的とした公共事業であり、社会に貢献できる魅力ある仕事と感じています。

工事では社長の代理として工事全体を統括する「現場代理人」や技術上の管理を担当する「主任技術者」として従事し、現場環境や施工条件の問題、システムの技術上の課題などさまざまな困難を解決しながら完成を目指します。関係者と知恵を絞り、問題を解決し、最終的に工事を完成させた時の達成感は何とも言えないものがあります。そして自分が手がけたものを形として残せることも魅力の一つと感じます。

大変な仕事ではありますが、やりがいのある仕事です。みなさんにも仕事を通して自分なりの最高の瞬間を見つけて欲しいと願います。

宇宙開発本部

宇宙開発本部 地上機器部 鍵山 涼

鍵山 涼
宇宙開発本部
地上機器部(2011年入社)

国際的大型プロジェクト「アルマ望遠鏡」に携わって

国際共同プロジェクト(日本・アメリカ・ヨーロッパ)である、アルマ望遠鏡(チリのアタカマ砂漠:標高5,000m)の現地据付工事・運用支援ならびに保守業務を担当しました。
入社して半年で大きなプロジェクトを担当することになり、また、標高5,000mの場所で作業をするということで最初は不安しかありませんでした。
担当になった当初は改修工事も終盤で、データ取りがメインとなっていました。そのため、作業を覚えながら大量のデータ取りをしないといけないことが大変だった記憶があります。 それから、日本~現地間の移動や宿泊では、移動の際に私の時だけ飛行機が直前で飛ばない(整備不良)ことが多かったため、そのまま空港で一晩過ごしたり、ホテルの手配を頼んだりと大変でした。
標高5,000mともなると砂漠地帯にもかかわらず雪が降ることもあり、雪かきをして測定器を運ぶための道を作ることがありました。
また、現地ではアルマ望遠鏡のワーカーによるストライキでサイト内へ入れなくなり、作業ができなくなったり、吹雪や砂嵐(一時的)の中2~3m先が見えない状態で車の運転をしたりということも経験しました。
当初は改修工事のデータ取りの作業がメインでしたが、改修が終了した後は保守や不具合対応等の作業がメインとなり、改修工事終了後すぐに保守の期間に入ったため無事に建設が完了してもあまり実感は湧きませんでした。
しかし、この作業を経験して、いろんな場所でさまざまな経験をしてみたいと思うようになりました。以前では、このように考えることがあまりなかったので、自分の中で起きた大きな変化だと感じています。