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H-ⅡA 30号機 打ち上げcommunication

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宇宙_打上
H-ⅡA 30号機の打ち上げ日程が、平成28年2月12日17時45分(日本標準時)に設定されました。(JAXA様ホームページより)

今回は、JAXA宇宙科学研究本部のX線天文衛星(ASTRO-H)を搭載しています。ASTRO-Hは地上機器部員が内之浦宇宙空間観測所で追跡を行っていますASTRO-E2「すざく」の後継機として開発され、JAXA、NASAをはじめ、国内外の大学・研究機関の多くの研究者が開発に参加したX線天文学の旗鑑ミッションです。「すざく」の10倍から100倍も暗い天体の分光観測が可能となります。

今回のロケットでも高度化仕様となっています。これまでのH-IIA ロケットに搭載されている衛星の衝撃は、世界の主要ロケットと比べて厳しく、その主な原因は衛星分離時によるものでした。これまでとは異なる衛星分離の機構を開発して、衛星が受ける衝撃を世界水準より大きく和らげ、優しく衛星を送り出すそうです。予定ではASTRO-Hをこれまで通りの方法で分離した後に、低衝撃型衛星分離部(低衝撃PAF)の実証を行うそうです。

今回の打ち上げも成功するよう頑張ってきます。
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