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火薬庫自動警報装置システム概要

火薬庫自動警報装置は、「火薬類の盗難防止設備の要求事項（JIS　K4832：2003）」に準拠した装置です。

貯蔵庫で発生した警報を貯蔵庫に設置した警鳴装置で、離れた場所にある管理事務所などに設置した警報受信装置に送信、一括監視を行うものです。
また、警鳴装置は単体でも警報装置として使用することが可能です。

火薬庫自動警報装置システム構成

火薬庫自動警報装置は貯蔵庫に設置する「警鳴装置」、管理事務所に設置する「警報受信装置」で構成されます。

機能

貯蔵庫内の扉スイッチの開放及び、警戒回路の短絡・切断により警鳴装置は警報を発生し、内蔵サイレンを鳴動させます。
警報が発生すると、警鳴装置から警報受信装置に対して通信線を通じて警報発生の情報が送信され、警報受信装置側でも警報を発生し、
内蔵ブザーを鳴動させると同時にどの警鳴装置が警報を発生しているかを表示します。
また、警鳴装置と警報受信装置間を接続している通信線が切断または短絡しても警報受信装置で警報を発生します。

特徴

• 乾電池により3ヶ月以上動作します。
• 警報受信装置は貯蔵庫から数キロ離れたところにも設置可能です。
• 警鳴装置は警戒設定忘れ防止タイマーを内蔵しており、設定忘れを防止できます。
• 衝撃センサーや本体扉スイッチなどにより、本警報装置に対する破壊行為等も監視します。
• 1台の警鳴装置に複数台の警報受信装置が接続可能です。

仕様